徒然
仕事で書類作るとき、35歳ぐらいからかなぁ、文字数を極力少なくするように心掛けるようになった。
昔はコマゴマと書いてたんだけど、エライサンの反応見てると、ぶっちゃけあんま読んでないし、読んだとしても残ってないし、老眼のジジイからすると小さいフォントで色々書かれてたら読めなくてイラつくんだろうな、ということが分かってきたのよね。それ以前は、自己満的に書いてプレゼンして、ってカンジだったんだけど、より相手の反応とかを見ながらやれるようになって、プレイスタイルを変えた。
文字数を少なくするから、そのぶん書く内容は厳選しなきゃいけなくて結構悩む。書いて消してを何回か繰り返すんだけど、昔の人はどうやってたんだろう、と。一発勝負の緊張感でやってたんかいな?と戦慄したり。
んで、他の人の資料みると、ちゃんとしてる人の資料は同じように少ない文字数で書いてることが多いんだけど、でも書いてることはただのお題目だったりして、それで議論出来ると思ってるのかな、というのが不思議でならない。原因の分析と総合とか、そこからの対応案とかが書いてないんだよね。
それが役員会の資料になってたりするから、「こうなってるのは何故なんだ?」的な当たり前の質問から始まるから進歩がないんだろうな、多分、というのが最近の確信。てか、まさか常にそれが狙いの資料なのか?
だとしたら、かなり高度な戦術だな…
【感想文】人工知能と経済の未来
https://www.amazon.co.jp/人工知能と経済の未来-2030年雇用大崩壊-文春新書-井上-智洋/dp/4166610910
第1章
シンギュラリティについて。
コレ議論でいつも素朴に思う事があって、パソコン的なスペックについてはムーアの法則をベースにしてんじゃないの?と。確か、そろそろ限界ですよ的な記事を見たことあったんだけど。
と思って調べてみたら、この章にも出てくるカーツワイルがその限界を認めつつ、収穫加速の法則とか三次元分子回路とかっていう、またまたファンタジー的なコンセプトを提示してるのね。んー、ビジョナリスト。
第2章
全脳エミュレーションと全脳アーキテクチャについて。
エミュレーションの方は何となく、どっかで人間らしい倫理の壁に阻まれるカンジがするな。脳の解析とナノボット技術と、双方独立した進化発展が必要っぽいから、そもそも時間かかって、その間にアーキテクチャの方がリードするかね。
アーキテクチャの方でも結局のところ、「身体知」っていう「人間らしさ」の限界提示があって安心するような、納得するような、落胆するような…
第3章
ここにきてマクロ経済的な論考。
特化型であろうが汎用型であろうがAIの進展は一定程度の失業を引き起こす。それにより経済が停滞するところに、金融緩和を行うことで景気を刺激する、と。マクロ経済的な理論では筋が通ってるカンジがするけどね。
でも、トリクルダウン理論とかでもそうなんだけど、いわゆる「情弱」みたいなことがあって、今の世の中、政府などの経済政策の波・情報が末端まで行き渡りづらいんだと思うのよね。その辺りの情報を収集して、個人向けのソリューションメニューとして提供するビジネスとかどうよ?FPとか税理士とかの仕事っぽいか。
試運転
まずはキングダム乱のプレイ状況と株の売買、飲んだビールなどを更新コンテンツに。
んで、たまに愚考でも書いていきます。