徒然

仕事で書類作るとき、35歳ぐらいからかなぁ、文字数を極力少なくするように心掛けるようになった。

昔はコマゴマと書いてたんだけど、エライサンの反応見てると、ぶっちゃけあんま読んでないし、読んだとしても残ってないし、老眼のジジイからすると小さいフォントで色々書かれてたら読めなくてイラつくんだろうな、ということが分かってきたのよね。それ以前は、自己満的に書いてプレゼンして、ってカンジだったんだけど、より相手の反応とかを見ながらやれるようになって、プレイスタイルを変えた。

文字数を少なくするから、そのぶん書く内容は厳選しなきゃいけなくて結構悩む。書いて消してを何回か繰り返すんだけど、昔の人はどうやってたんだろう、と。一発勝負の緊張感でやってたんかいな?と戦慄したり。

んで、他の人の資料みると、ちゃんとしてる人の資料は同じように少ない文字数で書いてることが多いんだけど、でも書いてることはただのお題目だったりして、それで議論出来ると思ってるのかな、というのが不思議でならない。原因の分析と総合とか、そこからの対応案とかが書いてないんだよね。

それが役員会の資料になってたりするから、「こうなってるのは何故なんだ?」的な当たり前の質問から始まるから進歩がないんだろうな、多分、というのが最近の確信。てか、まさか常にそれが狙いの資料なのか?

だとしたら、かなり高度な戦術だな…